2020年9月のブログ記事

  • 一緒に焼き入れするために

    昨日の四本作切鍬と一緒に焼き入れするために二本万能も作り始めました。 寸法した材料を炉で熱したら年季の入ったプレス機で一気にUの字に曲げていきます。 プレス機で曲げた後はやっぱり手にハンマーを持ち職人の感覚で厚さ・歪み・曲がりなど調整していきます。 あっという間にキレイなUの字ができました。 続い... 続きをみる

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  • 四本作切鍬

    群馬県吾妻方面で使われている作切鍬です。 吾妻の金物屋さんに頼まれて作り始めました。 通常作切鍬といえば板鍬とも言われ一枚の板状の作りですが、吾妻方面の作切鍬は四本が多く使われています。 寸法してカットした材料を熱し長く伸ばしていきます。 長く伸ばした外枠部分。 伸ばした外枠部分をもう一度熱します... 続きをみる

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  • 包丁作り続き

    二代目が包丁作りをどんどん進めていきます! 私が自分の作業に集中しているうちに…💦 焼き入れ焼き戻し作業まで終わっていました~😢 早い! 根っからの職人肌の二代目は作業中の写真とかに抵抗があるのかシャイなのか、それとも作業に集中していたいのか…「俺じゃなくて三代目を撮れっ!」とカメラを向けるた... 続きをみる

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  • 出張販売

    明日  9月26日土曜日 道の駅めぬまのフリーマーケット(埼玉県熊谷市) 明後日 9月27日日曜日 社日神社(群馬県邑楽郡大泉町)  明々後日9月28日月曜日 山川不動尊(茨城県結城市) 埼玉・群馬・茨城に出張販売します。 マスクをして、アルコール除菌スプレーを持って、ソーシャルディスタンスを守っ... 続きをみる

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  • 包丁

    包丁作り始まりました。 気づいたらここまで作業が進んでしまっていました💦 上の写真を見ると菜切り型包丁かと思うかもしれませんが。 型をおいて縁取って線を引いていきます。 先の尖った三徳型の包丁を作っていきます😊 型どおり線が引けたら切断機でカット。 包丁作りの作業、始めから写真などを載せたかっ... 続きをみる

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  • 出張販売

    9月24日は毎月出店している桐生市の日限地蔵尊の縁日です。 お天気が心配ですが、雨でも行く予定です。(雨と風があまりにも強ければお店を出さずに帰ってきてしまうかもしれませんが)。 新しく作った草削りも持っていきます❗ よかったらお出かけ下さい。

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  • 頼りになります😊

    以前からやり始めようと思っていたことなのですが、なかなか始められずにいた「本家松永製作所」のインスタグラム。 次男の担当で始めることができました。 やったことのない私よりもずっと早くて手際が良い! 見ていても理解できないくらいのスピードで作業をしてしまってびっくり❗ ブログ共々末永くご覧いただける... 続きをみる

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  • 完成です。

    草カキ(上)と草削りの作業も終わりに近づいています。 草カキ(上)に水砥石で刃を付けていきます。 24cmの刃を均等に研いで切れ味抜群にしていきます。 水砥石も先日新しいものに交換したので絶好調です😊 18cmの草削りの刃も研ぎ上げます。 草カキ(上)は注文が入ったら柄をすげるので、ブロンズ液を... 続きをみる

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  • 草カキ(上)・草削り作業続き

    草カキ(上)と草削りの作業の続きです。 刃の部分にグラインダーを当てて磨きをかけていきます。 昨日ブログに載せた草カキ(上)は焼入れ後でまだ全体が黒かったのですが、こんなにキレイになりました😊 つぎは草削りも磨き上げます。 草削りは込み部分を溶接する前にこの作業をします。 込みを先に付けると込み... 続きをみる

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  • 草カキ(上)と草削りの焼き入れ後

    焼き入れで曲がりが出た草カキ(上)と草削りの刃の部分。 一つ一つハンマーで叩いて成形していきます。。 特に草削りは曲がりが強く出ているのでよく確認しながら作業。     次は草カキ(上)の込みを溶接でくっつけていきます。 型はどれもそうですが、長年使っている年季の入った型です。 新しくしてもいいの... 続きをみる

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  • 草カキ(上)と草削りの焼き入れ

    草カキ(上)と草削りの焼き入れ作業です! まずは草カキ(上)から始めます。 通常の草カキ7寸なら6丁入る焼き入れの炉に草カキ(上)はサイズが少し大きいので最大4丁しか入りません。   炉に入れて約3分、火箸で慎重に草カキ(上)を上げます。 一瞬、火の粉が舞い散ります。   素早く水の中へ。 入れた... 続きをみる

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  • 草カキ(上)と草削り

    作業が途中の草カキ(上)と草削りの続き。 焼き入れ作業直前の作業まできました! スプリングハンマーで叩いた時にはみ出した部分を切断機でカットして形を大まかですが整えます。   横にはみ出した部分がなくなり草カキの形になりました。 次はカットした表面をグラインダーで滑らかにしていきます。   あとの... 続きをみる

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  • 草カキ(上)作り、続き。

    昨日の草カキ(上)の続きです。 枠部分の溶接作業が終わったら、炉に入れて更に溶接した部分を結合させていきます。     炉で熱したらスプリングハンマーで裏側表側叩いていきます。    (上)は頑丈さも重視しているので材料が通常の草カキより厚めのものを使っています。 そのため、鍛造する時には切れ味も... 続きをみる

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  • 茨城県へ出張販売に行きます!

    今週末9月12日と13日に茨城県常総市にある一言主神社で行われる秋季例大祭に出店します! 今年はコロナの影響で規模が縮小されるようですが、良い製品をたくさん持っていきますのでご興味のある方・お近くの方ぜひよろしくお願いします。 ネットショップに載せている製品はもちろん、ブログに製造工程を載せた製品... 続きをみる

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  • 草カキ(上)作り、始まりました。

    昨日の草削りと一緒に焼き入れするために、草カキ(上)を作り始めました。 (上)というのは普通型よりも鋼部分の材料が厚くて、枠部分は太めでとてもがっしりした作りのため(上)と呼んでいます。 枠部分を寸法して切断機でカット。 炉で熱し、スプリングハンマーで両端を叩いて溶接作業しやすい形状にしていきます... 続きをみる

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  • 定番商品になるかもしれません

    以前お客様からご注文頂いて作った草削り、ブログを見てくださった他の方々からのお問い合わせがありました。(以前作った時の写真) 以前よりも少し刃が大きいものを数十丁作ることにしました。 まずは材料を寸法したとおりに切断機でカットしていきます。 それを早速炉で熱していきます。 赤くなったら取り出してハ... 続きをみる

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  • 押切の修理

    押切の修理を頼まれました。 倉庫を整理していたら昔ご両親が使っていた押切が見つかったので直して使いたいとのご希望。 下につく土台が劣化していたので交換するためにまず土台を外しました。 取っ手部分も劣化していたため古い柄を外して新しいものに付け替えました。 刃は錆びが出ていたのでキレイに研ぎ上げまし... 続きをみる

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  • レーキ完成しました!

    爪付け作業の次に込み付けの溶接作業をして全体の形ができました。 次は最終確認、直接目で見て爪のカーブの付き具合や向き角度・込みの角度などをチェックしていきます。 調整が必要ならハンマーで叩いて直していきます。 最終調整が終わったらブロンズ液を塗って完成です。 黒光りするレーキが出来上がりました😊

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  • レーキ作り続き

    曲げた外枠と短くカットした爪を型にセットして溶接でくっつけます。 型は鉄板と小さい鉄材をくっつけた手作りのもので、何年も使っているかなり年季の入った型です😊 型にセットしたら爪の向きがずれていないかチェック。 まずは仮止め。 仮止めしたら型から外してみて全体のバランスをみます。 バランスや爪の向... 続きをみる

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  • レーキ作り始まりました。

    レーキの在庫が少なくなってしまったので作ることにしました。 一本の長い材料を外枠と短い爪の長さに寸法します。 下の写真は短い爪部分を寸法して切断機でカットしたものです。 カットした材料を炉で熱してスプリングハンマーで叩いて成形していきます。 今朝はいつもより涼しかったので炉の前に立つのも少し楽な気... 続きをみる

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  • 修理と柄付け作業

    トンビ鍬の柄の交換と研ぎをお預かりしました。 トンビ鍬は根切り・掘り起こしなどができる開墾鍬です。 お預かりしたものはかなり年季の入ったように見え、長年大切に使ってこられたんだろうと思いました。 柄を新しいものに付け替え、半円のように付いている刃も丁寧に研ぎ上げました。 これでまた長く使ってもらえ... 続きをみる

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