桂作り
農具には欠かせない桂。 刃の部分と柄を固定するとても重要な働きをします。 大きさが合っていないとグラグラしてしまったり中途半端なところまでしか柄が入らなかったり…。 長い一本の材料から作りたい桂の長さで寸法どり。 寸法したら切断していきます。 始めは長い状態なのでとても作業しづらいのですが、短くな... 続きをみる
三角鍬作り足し
焼き入れ焼き戻し作業まで終わらせて保管していた三角鍬、在庫が少なくなってきたので数十枚作り足し。 裏側の左右をバフで磨いていきます。 全部が黒かった裏面がキレイになりました。 次は水砥石で刃付け作業。 左右均等に刃がつくように細心の注意を払いながらの作業です。 この水砥石、三代目が鍛冶仕事の修業を... 続きをみる
刈込鋏
ウチの製品をふるさと納税返礼品にいくつか登録しています。 その中でも一番人気なのが刈込鋏。 10日くらい前にブログに書いた『庭の植木手入れ』で使っていた刈込鋏と同じものです。 鋼は安来青鋼を使用。 柄は本樫を使っているのでかなりしっかりしています。 しっかりしていて丈夫で長く使えるもの。 何度研い... 続きをみる
愛着ある刃物
洋包丁の柄がダメになって以前和包丁に変身させた包丁。 その柄がダメになってしまったとのことで再度柄の交換。 柄は濡れたりするのでどうしても劣化してしまいます。 特に和包丁は込み部分を柄に差し込んであるだけなので柄に水が入りやすい状態です。 洋包丁に比べると柄を交換する回数は多くなりますが、交換は何... 続きをみる
明日は山川不動尊
毎月28日は茨城県結城市にある山川不動尊に出店しています! 明日も行く予定なので朝から車に荷物を積み込み始めました。 これから農具をいっぱい積んでいきます。 山川不動尊は刃物屋さんが何軒か出ますので間違えずにウチのお店までたどり着いてください! 目印はウチの看板『本家』松永製作所です。 あとは看板... 続きをみる
雨降りフリマ☔
今日は「道の駅めぬま」のフリマに出店しました。 朝からぐずついたあいにくのお天気☂ そのためか今日出店したお店はウチを含めて二店だけ。 寂しい~😢 天気の良い日なら野菜を売るお店・手作り雑貨を売るお店・お米を売るお店など10軒くらいのお店が並ぶのですが…。 いつもなら雨降りですとウチも出店はしな... 続きをみる
明日は妻沼の道の駅
今日の桐生は毎月来て下さるお客様や先月直し物をお預かりしたお客様などが来てださいました😊 コロナの影響なのかいつもよりは人出は少なめ😢 でも毎月会えるお客様が皆さんお元気でよかったです。 明日は埼玉県熊谷市にある『道の駅めぬま』の一角に出店します! お近くの方やご興味がございましたらある方は遊... 続きをみる
縁日
明日は桐生市東にある日限地蔵尊で毎月24日に開かれるお地蔵様縁日に出店します! 切れ味抜群の自家製農具・刃物をたくさん車に積んで行きますのでコロナ対策しっかりしてお参りしながらウチのお店にも寄ってみてください😊 時間は午前9時頃から午後3時頃までです。 よろしくお願いします!
包丁復活!
柄がダメになってしまった洋包丁。 以前もブログに載せましたが、込み部分を和包丁式に作り変えて和包丁の柄を付けます。 元の柄を取り外したら新しい込み部分を溶接でくっつけます。 新しい柄を付けてまだまだ使える包丁に! もちろん刃もキレイに研いで仕上げました😊 続いて刃先が大きく欠けてしまった洋... 続きをみる
矢じり
先日、お客様からの問い合わせで『矢じり』は作れますかとのこと。 恥ずかしいのですが『矢じり』を知らなかったので、まず調べることから始めました。 昔は狩猟の道具として使われていたのですが、今は弓道で使われていたりするみたいです。 お客様が貴重な矢じりを見本で数日貸してくれました。 見本を見てとても小... 続きをみる
特注二本爪と二代目
一年で何度か頼まれる特注品。 毎回二代目が作ります。 一本の丸棒鋼材をUの字に近い形にしたら込み部分を溶接。 二つの爪部分をかなりの角度でカーブを付けていきます。 ニス代わりにコールタールを付けてます。 乾いたら早速柄付け。 休まずどんどん柄をすげていく、もうすぐ79歳。 あっという間に柄... 続きをみる
庭の植木手入れ
今日は雨もやんでいたので伸びてしまった植木の手入れ。 自家製の刈込鋏を使ってバサバサ、シャカシャカと刈りこんでいきます。 何年もずっと使っている刈込鋏ですが、手入れ前に研げば気持ち良い切れ味です。 毎年恒例の庭の手入れですが、ど素人が剪定するので刈り込みすぎて枝しか見えないところも…... 続きをみる
カット鎌左完成!
試行錯誤しながら製作していたカット鎌左。 始めての製作だったので時間がかかってしまいました😅 刃・軸部分にブロンズ液(ニス)を塗っていきます。 柄にも光沢を出すため、長持ちするためにブロンズ液を塗ります。 キレイに黒光りして並んだ光景は結構な感動です😊 完全に乾きました! 遂に完成しました! ... 続きをみる
特注二本万能続き
二本万能の続きです。 溶接し終わって一つの形になったら、また炉で熱します。 ちょうどいい色になったら熱いうちに叩きます🔥 溶接した部分をより一層接合させます。 次は刃先を熱し、素早く焼き入れ作業。 一気に万能が炎に包まれます! まだ刃先が赤いうちに次は急冷。 一気に蒸気が上がります。 ... 続きをみる
特注二本万能
特別小さいサイズの二本万能の製作が始まりました。 お客様からお聞きしたサイズで図面を炉の手前にチョークで描いておきます。 ご希望のサイズは刃長さ23cm・刃と刃の間は4cm・刃一本の幅は2.3cm。 定番サイズよりもかなり小さめです。 炉に火が付きました。 材料の様子を見ながら熱していきます。 炉... 続きをみる
続×4カット鎌左
カット鎌作業は刃研ぎに入りました。 一つ一つ丁寧に刃を付けていきます。 刃研ぎの後はいよいよ柄付け。 柄に差し込む軸の先端を熱してたたいて尖らせます。 柄に差し込んだのと同時に柄の両端から煙が噴き出します! 吹き出た煙はシューっと音が聞こえてくるかと思ってしまうくらいに本当にすごい勢いです! ... 続きをみる
息子に刃研ぎ指導
我が家の次男が調理専門学校に進学。 遠隔授業も終わり6月から登校しています。 慣れない環境で毎日頑張っているようです。 授業で包丁研ぎももちろん自分でやるようです。 学校が始まる前に父親から教えてもらっておけばよかったのに、頑なに拒否! 不器用な次男は案の定、授業で研ぎ作業に苦戦。 それを聞いた父... 続きをみる
特注草削り
新しい製作始まりました。 特注の草削り。 形はねじり鎌、刃の大きさは約12.5cm。 柄は120cm。 鋼の型取りをし、形に切断、鍛造。 込みつけした軸部分を溶接。 込みは三角鍬に使うものを使ってみたので、かなりしっかりしました。 刃付け作業。 ニス塗完了。 角度を調整しながらの柄付け。 ... 続きをみる
続×3カット鎌左
いよいよカット鎌では大事なカーブ付けです。 炉で熱した鎌を冷めないうちにプレス機である程度の形に曲げていきます。 プレス機でカーブ付けの時は手作りの型を押し当てます。 プレス機である程度の形にできたら一つ一つハンマーでたたいて形を整えます。 これも冷めるスピードとの勝負です。 軸... 続きをみる
続続カット鎌左
カット鎌作業もまだ半分終わったくらい。 引き続き作業を地道に進めます。 鍛造し終わった状態の鎌を今度はグラインダーで擦り込んでいきます。 鍛造ではみ出した余計な部分をなくしていきます。 擦り込んでいく力・グラインダーの回転に鎌を持っていかれないように押さえる力。 軽くやっているように見えるかもしれ... 続きをみる
写真撮影
地元の新島学園の写真部の生徒さん達。 以前も作業の様子を撮影に来てくれた女子3人。 今年の写真甲子園に応募するための写真を撮るとのことでした。 3人は昨年の写真甲子園でも本戦大会に出場した実力者たち。 以前撮影したことから、今日はこんな風に撮影してみたいと事前に考えてきてくれて希望を明確に伝えてく... 続きをみる
続カット鎌左
今日のカット鎌作業の続き。 昨日溶接したものを炉で熱し、鍛造します。 溶接でくっついた鉄の軸と鋼が一本物のように結合していきます。 まず鋼の部分を鍛造。 結合部分も鍛造。 軸部分も横から縦からたたいて太さ長さを調整。 軸の端は柄に差し込むため、たたいて尖らせました。 溶接部分は一本物に見えるくらい... 続きをみる
左用カット鎌続き
今日はカット鎌の続きです。 型取りして切断した刃の部分と熱して鍛造した軸になる部分をくっつけます。 まずは仮止め。 角度が重要なので慎重に。 仮止めができたら、それをいくつか並べて本付け。 しっかりと溶接していきます。 左用は初めての作業なので型もないので慎重に確認しながら作業を進めます。 今回は... 続きをみる
左利きカット鎌
左利き用のカット鎌を作り始めました。 左用は今まで作ったことがないので試行錯誤しながらの作業です。 材料が届いたので早速型取りして切断機でカットしていきます。 柄に差し込む部分も作ります。 ある程度の太さに鍛造したらながさを合わせます。 刃になる部分と柄に差し込む軸になる部分ができました。 ... 続きをみる
黒光り✨
四ツゴのニス塗が仕上がりました。 刃先もキレイに揃ってニスを塗ったことで黒光りしてさらにキレイです。 四ツゴはかき集め作業などにとても便利です。 作切鍬もニス塗できました。 作切鍬は以前はかなり腰が低かった(柄をすげる角度が小さいことです)のですが、最近は普通の手鍬とあまり変わらなくなりました。
息苦しい暑さ🔥
昨日の四ツゴの続きを少し。 焼き入れ作業に取り掛かっていたところ、あまりの暑さに温度計を持ち出して炉の近くで温度を確認したくなった。 持ち出した時の温度計は32℃。 炉の近くではみるみるうちに40℃を超えて45℃、50℃超え。 これ以上の数値を見てしまうと今日は仕事を終わりにしたくなりそうなので温... 続きをみる
四ツゴ
四ツゴを作り始めました。 四ツゴは一般的には四本肥し出しと言われます。 ウチの四ツゴは二通りの作り方があります。 中二本を一本ずつ溶接する少し大きめタイプ(写真左)、 一本をUの字に曲げてそれを溶接する少し小ぶりタイプ(写真右)。 最近は大きめタイプがよく使われています(左)。 刃の長さ... 続きをみる