草カキ(上)と草削りの焼き入れ

草カキ(上)と草削りの焼き入れ作業です!
まずは草カキ(上)から始めます。


通常の草カキ7寸なら6丁入る焼き入れの炉に草カキ(上)はサイズが少し大きいので最大4丁しか入りません。

 

炉に入れて約3分、火箸で慎重に草カキ(上)を上げます。
一瞬、火の粉が舞い散ります。

 

素早く水の中へ。
入れた瞬間草カキ(上)の周りで水がグツグツと動きます!

 

草カキ(上)の焼き入れ作業終了。


続いて草削りの焼き入れ作業です。

この草削りは通常よりもサイズが小さいので、一つ一つ火箸で挟んで炉の中へ入れます。

この草削りはサイズは小さいのですが、火箸で挟んでいるため炉に入るのは4丁だけ。

 

炉から取り出して水の中へ。
水から上げると鋼と地金の伸縮率の差で刃は曲がってしまいます。

この曲がりはこの後、ハンマーで叩いて一つ一つ良く確認しながら修正していきます😊
草カキ(上)と草削りの焼き入れ作業が無事終了。