作切鍬

昨日の差込鍬と一緒に作っていた鍬が今日完成しました!

柄の付け方が全く違う作りです。


 

刃を磨く前と磨いた後。
グラインダーで先だけ磨いたら砥石で刃を付けていきます。

 

始めは水が飛び散るだけですが、数秒後火花が数個。


もう少し経つと更に火花が。
いい刃が付きました!


錆止めニスを塗り、早速数丁柄をすげました。


『手打ち』シールは卸先に届ける分で柄のすげ方を少し角度を付けてとのご希望だったので通常よりも角度をキツめにしました。
角度調整などの作業は、機械での大量生産ではできない鍛冶屋だからできるお客様のご希望に沿った製品作りです😊


この鍬は作切鍬と言われ、埼玉県熊谷方面で主によく使われています。
桂(刃と柄を固定する輪)を2つ使ってしっかりと固定してあります。