愛着ある刃物

洋包丁の柄がダメになって以前和包丁に変身させた包丁。
その柄がダメになってしまったとのことで再度柄の交換。
柄は濡れたりするのでどうしても劣化してしまいます。
特に和包丁は込み部分を柄に差し込んであるだけなので柄に水が入りやすい状態です。
洋包丁に比べると柄を交換する回数は多くなりますが、交換は何回でも簡単にできるところが良いところです。
この写真の包丁は始めは洋包丁で長く使ってもらっていましたが、何年も使ううちに遂に柄がダメになってしまいました。
愛着もある包丁なので何とかならないかとのことでしたので、和包丁式に変えることをお勧めしました。
こうして研ぎや柄の交換でお預かりするたびに刃がだんだん小さくなっていくのを見て
『こんなに長く大切に使ってもらっているんだ』と感じてうれしくなります😊

  

以前付け足した込み部分が出てきました。
まだしっかり残っています。

   

新しい柄を付けて完成!
もちろん研ぎもバッチリです!


たくさん使って柄が折れてしまった鎌も修理できます!

長く使うお客様は鎌の刃が半分以下の幅になるまで研ぎや柄の交換をしながら使ってくれています😊

柄も新しくなり、切れ味も戻ってまたいっぱい使えるなりました。