かんばどおし

特注で『かんばどおし』の製作です。
竹細工用の道具のようです。


寸法した材料を平らにならすために土台に溶接で軽くくっつけます(長いものは以前失敗してそのままになっていた草カキの平らなところに、短いものは小さめの板材に。どちらもならす時に持ちやすいように)。

 

グラインダーで全体を平らにならしたら、今度は長い方の片方の端を剣型にしていきます。
普通サイズと細めサイズを3本ずつ作ります。
細くしすぎたり尖らせすぎたりしてしまうと戻せないので、何度も確認しながらグラインダーにかけていきます。

 

短いのと剣型にした長い材料を長い材料の真ん中辺りで溶接でくっつけます。


短い材料と長い材料が重なった溶接していない部分に少し隙間を開けます。

 


次は一枚部分にハンマーで少しカーブを付けていきます。


全体の形ができたら硬度を出すために炉で熱し、焼き入れします。

炉の中でオレンジになったら一気に油の中へ。

     

6本キレイに出来上がりました。

  

お客様からお聞きしたご希望通りに作れたと思うのですが、使い方は竹細工に使うということだけしかわからないのでお渡しする時に詳しく聞いてみたいと思います😅